デジタル一眼レフカメラ比較

デジタル一眼レフは成熟期に入り、ほとんどの機種で画質やAFなどの基本性能に大きな不満を抱くことはなくなった。最近ではライブビューは当たり前になり、動画撮影機能を備える機種も随分と多くなった。また、パナソニックがLUMIX G1を発売して以来、「ミラーレス一眼」というジャンルが定着し、多様化が急速に進んだ。「デジタル一眼レフ」のくくりから「デジタル一眼」へと広くなり、従来の機能性能重視の選び方から、撮影スタイルに会ったカメラ選び方に変わりつつある。


注目機種


ニコン D4
・有効1620万画素CMOS
・10コマ/秒・11コマ/秒連続撮影
・重さ:1180g(本体のみ)
・2012年2月発売
画質は画素数アップよりも、ただでさえ凄い高感度画質に磨きをかけた。AFやAE(光学ファインダーでも顔認識可能)はもちろん刷新し、EOS-1D Xを迎え撃つ。
キヤノン EOS-1DX
・有効1810万画素CMOS
・12コマ/秒連続撮影
・重さ:
・2012年3月発売
EOS-1Dシリーズと1DSシリーズを統合しフルサイズを採用。画素数、連続撮影などD4を少し凌いでいるが実力はいかに?D3登場でやや劣勢になっていた1Dシリーズの巻き返しとなるか?


ソニー α77
・有効2430万画素CMOS
・12コマ/秒連続撮影
・重さ:653g(本体のみ)
・2011年10月発売
235万ドット相当の高精細有機ELファインダー、APS-Cサイズ初の20メガオーバーのセンサーなどソニーの強みを発揮した中級一眼。特に大きく精細感が増したファインダーはこれからの一眼のあり方を考えさせる。高感度画質はやや難アリか。
ニコン 1 V1
・有効1010万画素CMOS
・10コマ/秒連続撮影
・重さ:294g(本体のみ)
・2011年10月発売
フォーサーズよりも一回以上り小さな1インチセンサーを搭載したニコン初のミラーレス。ミラーレスとしてはAFが高速で連続撮影も高速。今となってはセンサーサイズの割には大柄だが、望遠レンズが小型化できるメリットがある。姉妹機のJ1はファインダー未搭載機。


パナソニック LUMIX GX1
・有効1600万画素MOS
・4.2コマ/秒連続撮影
・重さ:272g(本体のみ)
・2011年11月発売
同じファインダー未搭載機でお気軽、お手軽のGF3とは打って変わり、こちらは中・上級者向けの機能、操作性を実現。G3同等のセンサーやステレオ録音など機能面での差別化も図られている。本格的な撮影をするならばGF3ではなくてGX1がおすすめ。
ソニー α NEX-7
・有効2430万画素CMOS
・10コマ/秒連続撮影
・重さ:291g(本体のみ)
・2012年1月発売
NEX初のファインダー搭載機。センサーやファインダーはおそらくα77と同等だろうから、期待はできる。操作性も今までのNEXとは打って変わり、直感的な操作が可能になった。ようやく中・上級者が本気で使えそうなNEXが登場。

ペンタックス Q
・有効1240万画素CMOS
・5コマ/秒連続撮影
・重さ:180g(本体のみ)
・2011年8月発売
ほかのミラーレスと比較したもひときわ小さい。その代わりセンサーも1/2.3型と一般的なコンパクトデジカメと同じサイズを採用。ただし画質は同サイズコンパクトデジカメとは一線を画す。このカメラは万人向けではなく、メリット・デメリットがわかっている人が買うカメラ。
オリンパス E-P3
・有効1230万画素Live MOS
・3コマ/秒連続撮影
・重さ:321g(本体のみ)
・2011年7月発売
一見E-P2と変わりないデザインだがフラッシュを内蔵。ローパスフィルターの効果を弱め、1230万画素ながら高い精細感を実現。AFの高速化やフルHD動画対応など改良点はPEN第3世代というだけある。ただし動画はローリングシャッター現象が顕著で過度の期待は禁物。

パナソニック LUMIX G3
・有効1600万画素Live MOS
・4コマ/秒連続撮影
・重さ:336g(本体のみ)
・2011年7月発売
ビューファインダーにフリーアングル液晶モニターを搭載しながら先代G2からさらなる小型・軽量化を実現。「一眼」らしい使い方ができる数少ないミラーレス一眼。静止画・動画の画質も良く、ビデオカメラ的な使い方もできるが60P動画は未対応。動画重視ならばGHシリーズか。
オリンパス E-PL3
・有効1230万画素Live MOS
・5.5コマ/秒連続撮影
・重さ:265g(本体のみ)
・2011年9月発売
画質は上位機のE-P3と同等でこちらはチルト式液晶モニターを搭載。フラッシュは外付け(同梱)になったが、さらに小型・軽量化が図られた。PENシリーズの中でいちばんサイズと機能のバランスが取れている。

ペンタックス 645D
・有効4000万画素CCD
・1.1コマ/秒連続撮影
・重さ:1400g
・2010年6月発売
一時は頓挫しかけたと思われたが、苦しいお家事情の中ようやく実現。ローパスフィルターを廃した4000万画素CCDの画質は圧巻で、特に解像度の高さは数字以上のものがある。万能なカメラではないが、それが分かっている人が使うカメラだ。
キヤノン EOS 7D
・有効1800万画素CMOS
・8コマ/秒連続撮影
・重さ:820g
・2009年10月発売
視野率100%のファインダーや8コマ/秒の連続撮影など、EOS-1DのAPS-Cサイズ版ともいえる機能、性能を備える。キット販売している15-85oズームレンズは画質の評価が高く、使い勝手も良い優れもの。