デジタル一眼レフの歴史

2001年〜2003年
発売 機種名 撮像素子(画面サイズ) 連続撮影速度 本体重さ
2001年5月 ニコン D1X 530万画素CCD
(23.7×15.6mm)
3コマ/秒 1100g
2001年6月 コダック DCS760 600万画素CCD
(27.6×18.4mm)
1.5コマ/秒 1580g
2001年7月 ニコン D1H 266万画素CCD
(23.7×15.6mm)
5コマ/秒 1100g
2001年12月 キヤノン EOS-1D 415万画素CCD
(28.7×19.1mm)
8コマ/秒 1250g
2002年2月 コンタックス
N DIGITAL
629万画素CCD
(36×24mm)
3コマ/秒 990g
2002年3月 キヤノン EOS D60 630万画素CMOS
(22.7×15.1mm)
3コマ/秒 780g
2002年6月 ニコン D100 610万画素CCD
(23.7×15.6mm)
3コマ/秒 700g
2002年6月 富士写真フィルム
FinePix S2 Pro
617万画素CCD
(23.0×15.5mm)
2コマ/秒 760g
2002年10月 シグマ SD9 1029万画素FOVEON X3
(20.7×13.8mm)
1.9コマ/秒 805g
2002年11月 キヤノン EOS-1Ds 1110万画素CMOS
(35.8×23.8mm)
3コマ/秒 1265g
2003年3月 キヤノン EOS 10D 630万画素CMOS
(22.7×15.1mm)
3コマ/秒 790g
2003年5月 コダック
DCS Pro 14n
1370万画素CMOS
(36×24mm)
1.7コマ/秒 907g
2003年9月 キヤノン
EOS Kiss Digital
630万画素CMOS
(22.7×15.1mm)
2.5コマ/秒 560g
2003年9月 ペンタックス *ist D 610万画素CCD
(23.5×15.7mm)
2.6コマ/秒 550g
2003年10月 オリンパス E-1 500万画素CCD
(17.3×13.0mm)
3コマ/秒 660g
2003年11月 シグマ SD10 1029万画素FOVEON X3
(20.7×13.8mm)
1.9コマ/秒 785g

ニコン対キヤノンの争い始まる

2001年12月、ついにキヤノンが最上級モデルEOS-1Dを発売。続いて2002年にはフルサイズ1100万画素のEOS-1Dsを発売。後発のキヤノンはニコンD1シリーズよりも高価格帯ながら、さらなる高性能を目指し、ニコンのフラッグシップ機の追撃が始まる。

2002年に入り主力機種は第二世代を迎え、キヤノン EOS D60を筆頭に各社次々に600万画素クラスの撮像素子を採用し始める。これによって画質は大幅に向上し、もはやデジタルは画質が悪いという定説は通用しなくなった。

2003年にはペンタックス、オリンパスがデジタル一眼レフに参入し、コニカミノルタを除く主要カメラメーカーが出揃う。90年代デジタル一眼レフの進化を支えてきたコダックに代わり、従来の一眼レフメーカーが幅を利かせることになる。

EOS Kiss DIGITALで価格破壊始まる

2003年9月、フィルム一眼のベストセラーEOS Kissのデジタル版が登場する。デジタル一眼レフはそれまで最低でも20万円の出費を必要としていたのが、一気に12万円(ボディ単体)という低価格を実現し、デジタル一眼レフの価格破壊が始まった。EOS Kiss Digitalの登場でデジタル一眼レフは特別なものではなくなった。EOS Kiss Digitalは、カメラの趣味がない一般ユーザーの選択肢に入る、はじめてのデジタル一眼となり、その後のデジタル一眼レフに大きな影響を及ぼすことになる。