35mm換算28-300mm相当の高倍率ズーム。デジタル一眼レフに最適化した光学系、 コーティングをすることで、従来レンズよりも大幅にフレア、ゴーストを低減。重さは400g程度なので、普及クラスのデジタル一眼レフでもバランスは悪くない。
高屈折レンズのほか、異常低分散レンズが2枚、非球面レンズが3枚使用されていて、とても定価6万円台のレンズと思えない贅沢さだ。ライバルはシグマの18-200mm、解像度では若干劣るが、ゴースト・フレアはタムロンの方が少ない。ワイド側のタル型収差とテレ側のコントラストの低さが多少気になるが、おおむね良好な画質を確保している。
望遠端の明るさがF6.3と暗いので、AFの速度は落ち、被写体によってはピントが定まらない場合がある。このレンズに限らないが、開放F値はせめてF5.6にとどめておいた方が、AF性能的にも有利なのだろう。
多少の難点はあるが、タムロンAF18-200mmF/3.5-6.3はとてもユーティリティが高いレンズだ。これ1本で、ほとんどの被写体がカバーできてしまうのだからすごい。