シグマ
17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO/HSM

定価:51,450円(税込)
■レンズ構成:12群15枚■最短撮影距離:0.20m■最大撮影倍率:0.43倍■絞り羽根:7枚■フィルター径:72mm■最大径:79mm■長さ:82.5mm■重さ:455g■2006年1月発売
17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO価格比較

マクロ並に寄れる標準ズーム

17-70mm F2.8-4.5 DC MACROは、35mm換算28〜105mmクラスの標準ズームレンズ。特長として広角端がF2.8の明るさを確保していること、最短撮影距離は0.20mで最大撮影倍率0.43倍と近接能力が優れていることがあげられる。

特に近接能力は群を抜いていて、ほぼ同じ焦点距離、明るさのニコン 18-70mmの0.38mに対し、約半分の最短撮影距離だ。これならばちょっとしたマクロ撮影もこなせてしまいそうだ。さらにワイド側F2.8の明るさは、速いシャッタースピードが選択でき、照度が少ない状況で重宝する。

フォーカス方式はインナーフォーカスで、AFスピードは申し分ない。しかし、AF時はフォーカスリングが回転し、MFの切り替えはスイッチによって行う。(HSM仕様についても使い勝手は同じ)フォーカスリングは回転角が小さく、微調整がしにくい。このあたりは5万円少々の価格設定を考えれば仕方ないだろう。

サイズは高いズーム倍率、ワイド側F2.8を実現しているにもかかわらずコンパクトで、ニコン 18-70mm F3.5-4.5よりも細身で全長もかわらない。重さはニコンよりも50g強重い455gだが、それほど苦になるものでもない。

操作性こそ、ニコンの18-70mm F3.5-4.5には及ばないが、シグマ 17-70mm F2.8-4.5 はバランスがとれた、実用性の高い標準ズームだ。さらにワイド側F2.8の明るさ、マクロレンズ並の近接能力といったプラスアルファがとても魅力だ。常用する標準ズームで迷ったならば、このレンズを選んでおけばまず間違いなさそうだ。