ペンタックス 一眼レフカメラ交換レンズ

デジタル一眼レフ専用レンズ(DAレンズ)

ここ数年Kマウントのレンズで新規光学系のものは少なくなってしまった。ここ数年で発売されたレンズのほとんどはDAレンズ、APS-Cサイズ専用のレンズだがフルサイズの登場もうわさされており、今後も目は離せない。しかし、全体的なレンズラインナップは変則的で広角系、望遠系のレンズは不足している。また、いまだにボディ内モーター仕様のレンズが多く、それらのレンズのAFは静かでスムーズとは言い難い。ペンタックスの特徴でもあるニッチ路線のリミッテッドシリーズは明るさ、数値的な性能よりも味にこだわったもので、質感も高く他ではなかなか得られないシリーずだ。

DAズームレンズ
従来の35mm用FAレンズが数多く姿を消し、デジタル専用(APS-Cサイズ)のDAレンズに頼らざるを得ない。まだまだ十分とはいえないラインナップで、特に広角系、望遠系が不足している。標準ズーム、望遠ズームともに防塵・防滴、または簡易防滴レンズをラインアップしているのが特徴。他社と比較していまだにレンズ内AFモーターは少ないが、ここ数年で増えては来ている。

DA単焦点レンズ
ズームレンズ全盛の現在、ペンタックスは積極的に単焦点レンズの充実を図っている。システム全体の単焦点の数は少ないが、デジタル専用レンズは最も数が多い。単焦点レンズの核となるのがDA Limitedシリ−ズで、特別高性能と言うわけではないが、コンパクトで高品位なレンズだ。

フルサイズ(35mm)兼用レンズ(FA・D FAレンズ)

従来レンズがFAレンズ、デジタル対応したものがD FAレンズとしているが、今後発売される35mm兼用レンズはD FAレンズとなるだろう。FAレンズはかなりの数がカタログから消え、選択の余地はほとんどないが、フルサイズ一眼レフの展開に合わせてD FAレンズが拡大していくだろう。

単焦点・マクロレンズ
デジタル一眼用に選ぶのであればデジタル対応のD FAマクロレンズ、従来のFAレンズの中では標準〜中望遠の中から選ぶこととなり、広角系はFAレンズの中から選ぶ理由がない。



ペンタックスレンズの特徴

MFとの互換性を持つ
ペンタックスが採用するKマウントは、1975年登場。ニコンと同じく、AF化の際もマウント変更をしなかったために、古いMFレンズと互換性を持つ。比較的後発のマウントで、あらかじめ拡張性を考えていたために、MFレンズを最新のデジタル一眼レフに装着しても機能的な制約は少ない。

AFはボディ内のモーターで駆動するものだが、超音波モーター搭載レンズが発売された。絞りリングは全てのデジタル用レンズで省略され、カメラ側で制御する現代的なものに変更されている。

ニッチ路線では突出している
従来のFAレンズの多くがカタログから消え、新製品の発売が遅れているようで、ラインナップは以前に比べても寂しい。特にズームレンズは他社にかなり引けを取り、レンズメーカーに頼らざるを得ない。一方コンパクトで高品位なLimitedシリーズやフィッシュアイズームなど他社にはないマニアックなレンズは突出していて、そこがペンタックスらしさとなっている。また、今では少数派となった単焦点をここ数年で最も数多く発売している。

K100D以降のボディならば装着可能レンズ全てで手ぶれ補正が可能
2006年7月登場のK100Dから、ボディ内手ぶれ補正機構を搭載したモデルを発売。装着できる全てのレンズで手ぶれ補正が可能。例えば、アダプターを介して装着したスクリューマウントのレンズでも手ぶれ補正が可能になる。手ぶれの補正具合がファインダーで確認できない、望遠系のレンズでは効果がいまひとつなどの不満はあるが、オールドレンズでも手ぶれ補正の恩恵にあやかれる。

フルサイズ向け D FAレンズのラインナップ拡大が急務
縮小されていたD FAレンズは今後のフルサイズ一眼レフ展開もあることから広角から超望遠までまんべんなくラインアップを整える必要がある。フルサイズについては他社に相当先を越されているので、画質面や操作性など特徴を持ったレンズを開発する必要がある。