レビュー記事
ペンタックス K-30
▶ペンタックス DA50-200mm F4-5.6 SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM比較
ペンタックスDA18-135mm F3.5-5.6
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200㎜普及タイプの望遠ズーム PENTAX-DA50-200㎜F4-5.6 WRと光学的に同じスペックのシグマ 50-200㎜ F4-5.6 DC OS HSMの画質比較。
*参考比較ペンタックスの高倍率ズームPENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR

テストの条件として可能な限り定点、同時間での撮影としている。すべてjpeg撮って出し。諸収差補正は行わずAF、ホワイトバランズは昼光色、手ぶれ補正はボディ内手ぶれ補正で統一している。焦点距離や絞りが統一されていないのはご容赦ください。
テストボディ:PENTAX K-30 テスト日:2015年2月1日

PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WR

スペック
 レンズ構成:10群11枚
 最短撮影距離:1.1m
 最大撮影倍率:0.24倍
 絞り羽根数:6枚
 フィルター:49㎜
 大きさ:69x79.5㎜
 重さ:285g
2005年6月発売のDA 50-200mm F4-5.6 EDの光学系はそのままに簡易防滴化、SPコーティングを採用して2009年6月発売。光学系そのものは10年近く経過している。200㎜望遠ズームと思えないほど軽量コンパクトでクイックシフトフォーカスも採用。ただし、この中で唯一のボディモーターAFなのでAF時は煩い。
SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM
スペック
 レンズ構成:10群14枚
 最短撮影距離:1.1m
 最大撮影倍率:0.22倍
 絞り羽根数:8枚
 フィルター:55㎜
 大きさ:74.4x102.2㎜
 重さ:420g
2009年7月発売(ペンタックス用)と比較的新しいが、すでに製造中止された。
DA50-200㎜と同スペックの望遠ズームレンズ。シグマの50-200㎜の特徴は、ペンタックスKマウントでも手ぶれ補正が搭載されているので、手ぶれ補正はボディ側、レンズ側と選ぶことができる。(併用することもできるが推奨されていないようだ)現在ペンタックスクスKマウントで手ぶれ補正搭載レンズは発売されていないので、ある意味貴重なレンズだ。超音波AFモーター搭載で静かではあるが速くはない。DA50-200㎜と比較すると一回り以上大きく、100g以上重い。
PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
スペック
 レンズ構成:11群13枚
 最短撮影距離:0.4m
 最大撮影倍率:0.24倍
 絞り羽根数:7枚
 フィルター:62㎜
 大きさ:73x76㎜
 重さ:405g
上の2本のレンズとは異なり、高倍率ズームに位置づけされる標準ズームレンズ。この中では最も新しいこのレンズはDCモーター搭載、簡易防滴採用でキットレンズとしても販売されている。スペックの割に小型軽量で、AFも速くクイックシフトフォーカスに対応していることから使い勝手はよい。高倍率ズームでインナーフォーカスのため、近距離では同じ焦点距離でも上の2本の望遠ズームと比較して撮影倍率は小さくなる。


描写性能比較テスト

テストの条件として可能な限り定点、同時間での撮影としている。すべてjpeg撮って出し。諸収差補正は行わずAF、ホワイトバランズは昼光色、手ぶれ補正はボディ内手ぶれ補正で統一している。焦点距離や絞りが統一されていないのはご容赦ください。
1. 50㎜域 描写性能比較
 PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WR  F4.5
50mm F4.5 中央 50mm F4.5 左上端
 SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM F4.0
50㎜ F4.0 中央 50㎜ F4.0 左上端
 PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR F4.0
53㎜ F4.5 中央  53mm F4.5 左上端
 PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WR F5.6
50mm F5.6 中央 50mm F5.6 左上端
 SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM F5.6
50mm F5.6 中央 50mm F5.6 左上端
 PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR F5.6
50mm F5.6 中央 53mm F5.6左上端
 PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WR F8.0
50mm F8.0 中央 50mm F8.0 左上端
 SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM F8.0
50mm F8.0 中央 50mm F8.0 左上端
 PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR F8.0
53mm F8.0 中央 53mm 左上端
50㎜域での比較
50㎜域 絞り開放(DA50-200は手違いがありF4.5)ではDA50-200㎜のAFの精度が出ていないのか、ほかの2本のレンズと比較して解像感が全くなく、コントラストも低い。DA50-200㎜のウィークポイントは50㎜域なのだろう。

DA18-135㎜は高倍率ズームに属するので他のレンズと比較するのは可愛そうだが、以外にもまとも描写性能だった。

シグマ 50-200㎜は中央部、周辺部とも絞り開放からシャープでコントラストも高く、他の2レンズとは比較にならない。

こうしてみると50㎜域ではシグマ50-200㎜>>DA50-200㎜≧DA18-135㎜といった順番か。
ここではDA50-200㎜、特に周辺部の描写性能の悪さが目についた。

2. 100㎜域 描写性能比較
 PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WR  F4.5
95mm F4.5 中央 95mm F4.5 左上端
 SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM F4.0
95㎜ F4.5 中央 95㎜ F4.5 左上端
 PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WR F5.6
95mm F5.6 中央 95mm F5.6 左上端
 SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM F5.6
95mm F5.6 中央 95mm F5.6 左上端
 PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR F5.6
95mm F5.6 中央 95mm F5.6 左上端
 PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WR F8.0
100mm F8.0 中央 100mm F8.0 左上端
 SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM F8.0
100mm F8.0 中央 100mm F8.0 左上端
 PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR F8.0
100mm F8.0 中央 100mm 左上端
100㎜域での比較
100㎜域になるとDA50-200㎜が巻き返してDA18-135㎜の描写性能の悪さばかり目につく。
DA18-135㎜は100㎜付近では絞り解放F5.6となるが中央部はまだ良しとしても、周辺部の画質は絞ってもあまり改善されない。像の流れ、収差が非常に目立つので周辺部にピントが来るような構図は避けたい。100㎜域でもシグマ 50-200㎜が優秀だがDA50-200㎜との差は詰まる。
順番は50㎜域とは変わらないがシグマ50-200㎜>DA50-200㎜>>DA18-135㎜とDA18-135㎜の部の悪さが目についた。

3. 200㎜域 描写性能比較
 PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WR  F5.6
200mm F5.6 中央 200mm F5.6 左上端
 SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM F4.0
200㎜ F5.6 中央 200㎜ F5.6 左上端
 PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WR F5.6
200mm F8.0 中央 200mm F8.0 左上端
 SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM F5.6
200mm F8.0 中央 200mm F8.0 左上端
200㎜域での比較
DA18-135㎜がカバーできない焦点距離なのでDA50-200㎜とシグマ 50-200㎜での比較となる。
絞り開放では立場が逆転しDA50-200㎜がシグマ50-200㎜よりも良好な結果となった。シグマ 50-200㎜は絞り開放ではコントラスト、解像感ともに低い。DA50-200㎜は50㎜域とは打って変わり、絞り開放の周辺部でも破たんは少ない。F8.0まで絞るとシグマ 50-200㎜は一気に解像感、コントラストともに向上しシグマが優勢となる。100㎜域では絞り開放ではDA50-200㎜>シグマ 50-200㎜ F8.0ではシグマ 50-200㎜>DA50-200㎜といった結果となった。