ペンタックス
DA★ 200mm F2.8ED [IF]SDM

オープン価格
35mm換算207mm
■レンズ構成:8群9枚■最短撮影距離:1.2m■最大撮影倍率:0.20倍■絞り羽根:9枚■フィルター径:77mm■最大径:83mm■長さ:134mm■重さ:825g■2008年2月発売
DA★ 200mm F2.8ED [IF]SDM実売価格・最安値
もはや70-200mm F2.8ズームに取って代わられ、過去のものとなってしまった感がある、単焦点大口径200mmレンズ「DA★200mmF2.8 ED[IF]SDM」がペンタックスから発売になった。発売時の実売価格は家電量販店で135,000円前後と、レンズメーカー製の70-200mm F2.8よりも高い値が付けられている。

名称の頭に「DA」とつくことから、デジタル専用レンズということだが、このレンズは過去に発売されていた35mm用のFA★200mmF2.8ED[IF]と同じ光学系を持つようだ。そんなことからも、デジタル専用とうたいながら、35mmフィルム一眼レフでもケラレがなく、なんら不具合なく実用できると思われる。

光学系はFA★200mmF2.8ED[IF]と同じだが、コーティングは変更されている。レンズ最前面にはSP(Super Protect)コーティングが施されていて水滴や手垢がすぐに取れるようになっている。

利便性の高さ70-200mm F2.8を差し置いて、あえて200mmF2.8を選ぶメリットは軽量コンパクトさと、
描写性能の高さだ。「DA★200mmF2.8 ED[IF]SDM」のサイズはFA★200mmF2.8ED[IF]とほとんど同じで、重さは40gほど増え825g。70-200mm F2.8クラスよりもはるかにコンパクトで重さは約半分。描写性能は折り紙つきのFA★200mmF2.8ED[IF]の画面中心部だけを使っているので悪いはずがない。周辺光量落ちはごくわずかだし、湾曲収差については無いといっていいレベルまで補正されている。ボケ描写も単焦点レンズらしく素直だが、ちょっと残念なのは円形絞りが採用されていないことだ。

操作性、描写性能は文句なし。こうした単焦点レンズをあえて発売するのは大歓迎だが、やはり問題は価格。DA★50-135mmF2.8ED [IF]SDMよりも高価なので、よほどこだわりがなければこのレンズに手を出すことはないだろう。