オリンパス 一眼レフカメラ交換レンズ

広角・標準ズームレンズ
35mm換算14mmからの超広角ズームや、コンパクトな大口径標準ズームなど、ズイコーデジタルならではの魅力的な中級・高級ズームをラインナップする。一方普及タイプのレンズは最近になってようやくフォーサーズのメリットを打ち出したコンパクトなレンズが発売されるようになった。近いうちに、超音波モーター搭載の12-60mm F2.8-4.0や14-35mm F2.0 SWDが発売予定。

望遠ズームレンズ
望遠系ズームはまだ不足しているが、ここで取り上げたレンズはフォーサーズのメリットを生かし、コンパクトでコストパフォーマンスが高い。尚、超音波モーター搭載50-200mm F2.8-3.5 SWDの発売が予定されている。

単焦点・マクロレンズ
普通の広角〜中望遠レンズは発売されていなく、ラインナップはさびしい。マクロレンズ2本はZUIKO DIGITALならではの特徴のあるレンズだが、他の単焦点レンズは特殊で非常に高価なレンズだ。

オリンパス ズイコーデジタルレンズの特徴

オリンパスとコダックにより、次世代のデジタル一眼レフカメラシステムの規格として立ち上げたのが「フォーサーズシステム」。現在、オリンパスの他にシグマ、パナソニックがフォーサーズシステムのレンズを発売している。この中でオリンパスレンズには、MF一眼レフ、OMシステム時代から馴染み深い「ズイコー」の名前を取って、ズイコーデジタル名づけた。ただしOMシステムとはマウント口径が違い、互換性は持たない。

全てのレンズで安定した性能を確保

他社が多く採用するAPS-Cサイズのセンサーのサイズはニコン D200を例に挙げれば23.6×15.8mm、それに対しフォーサーズシステムは、ひとまわり以上小さい17.3x13.0mm。感度、ボケの大きさの面で不利な小さなイメージサークルを採用したのはレンズ、ボディを大型化せずに画質の維持を図るため。

デジタル一眼レフでは、画質劣化を引き起こす原因となる、センサーに対して斜めから入射する光を極力少なくする必要がある。フォーサーズシステムではイメージサークルに対して大きなマウント径、長めのフランジバックとし、センサー面に対し垂直に近い光を取り込むことで、画面周辺部の像の乱れや、周辺光量低下を抑えることが出来る。実際にズイコーデジタルは、どのレンズも描写性能に大きな不満がなく、他社のレンズでまれにある画質面での「ハズレ」がないようだ。

AFはキャノンと同じく、レンズ内モーターによるもので、絞り機構を含めてボディとの機械的な接点は持たない。それによって将来的にシステムの高い発展性、拡張性が考えられる。

他社にはない大口径レンズが魅力

最近、フォーサーズシステムレンズを発売するオリンパス、パナソニック、シグマで「フォーサーズレンズ総合カタログ」を発行した。これは3社のレンズがひとつのカタログに記載されるという、オープン規格ならではのもの。このカタログを見れば装着可能なレンズが一目瞭然で、とても分かりやすい。

フォーサーズシステム用レンズは、スタート時よりもだいぶバリエーションは増えたが、まだまだ不足気味で、現行ボディにマッチするコンパクトなズームレンズは少ない。普及タイプのレンズは他社と比べてもやや大柄で、フォーサーズのイメージサークルの小ささを生かしきれていない。

一方、大口径レンズはF2.0ズームや150mm F2.0など、これまでに例を見ないレンズや、常用できるサイズの大口径ズームレンズなど魅力的なレンズが多い。ただ、これらのレンズに見合ったボディが無いのが問題。今後の発売が待たれる。