ED 40-150mm F4.0-5.6は、35mm換算80〜300mm相当の望遠ズームレンズで、2006年12月発売。このレンズ発売後、従来の40-150mm F3.5-4.5がカタログから消えたので、40-150mm F4.0-5.6は実質後継モデルと考えられる。
画面サイズの割には大柄なレンズが多いといわれてきたZUIKO DIGITALレンズの中にあって、今回のED 40-150mm F4.0-5.6は、大幅な小型・軽量化が図られている。全長は72mm、重さわずか220gで、普及タイプの標準ズームレンズ並みの大きさ、重さを実現している。
APS-Cサイズ用の50-200mmクラスの他社のレンズと比較しても、ひときわコンパクトで、これまで最もコンパクトだったペンタックスのDA 50-200mmを抜いて、35mm換算300mm相当のズームレンズとしては、最もコンパクトで軽量なレンズとなった。
レンズの明るさは小型化のため、従来のものより暗くなっているが、40-150mm F4.0-5.6では新たにEDレンズが採用され、画質の向上を図っている。また、従来の弱点でもあった、最短撮影距離は1.5mから0.9mに大幅に短縮されていて、他社の50-200mmクラスよりも短くなった。
価格は定価39,270円と格安ではないが、コンパクトさと不満のない描写性能を評価すれば妥当だろう。一般的に使えるオリンパスの望遠ズームは、このレンズ以外では50-200mm F2.8-3.5になり、サイズ面、性能面で差が大きい。本格的に望遠撮影するのであれば50-200mmだろうが、気軽にスナップ感覚ならばED 40-150mm F4.0-5.6を選んでも悪くないだろう。