オリンパス
ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0

定価:325,500円(税込)
35mm換算300mm
■レンズ構成:9群11枚■最短撮影距離:1.4m■最大撮影倍率:0.13倍■絞り羽根:9枚■フィルター径:82mm■最大径:100mm■長さ:150mm■重さ:1,465g■2004年10月発売
ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0価格比較

300mm F2.0相当の大口径望遠レンズ

オリンパスのフォーサーズシステムは焦点距離の2倍に相当する画角が得られ、望遠レンズでは機動性、コストの面でメリットがある。

ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0は、35mm換算で300mm F2.0相当と、従来の画面サイズでは成し得なかった望遠大口径レンズだ。レンズ構成は9群11枚で、特殊低分散レンズが3枚採用され、絞りは9枚羽根の円形絞りが採用されている。

描写性能をとことん追求したレンズで、F2.0の大口径でありながら絞り開放から安心して使える性能を持っている。最短撮影距離は1.4mで、300mmレンズとして考えると短いが、キヤノンの135mmF2.0が0.9mニコンの135mmF2.0が1.1mであることを考えると長い。しかし画面サイズが小さいフォーサーズシステムでは、それらの135mm F2.0よりも大きな拡大画像が得られる。

サイズは全長150mm、重さ1,465gで300mmF2.8よりも遥かに小さく軽い。しかし、150mmとして考えると、ニコンやキヤノンの135mm F2.0の約倍の重さがあり、スペックの割にはかなり重い。画面サイズが小さいので、もっと小型化できるのではないかと思ってしまう。

価格は定価で30万円を越え、これもキャノンやニコンの135mm F2.0の倍だ。35mm換算で300mm F2.0相当のレンズであることを考えれば、携帯性、コストパフォーマンスは高いが、135mmF2とほとんど変わらないスペックであることを考えると、かなり割高に思えてしまう。ED 150mm F2.0はフォーサーズならではの特徴のあるレンズだ。しかし、大きさといい、価格といい一般的ではない。できれば重量1kg以内、価格が20万円以下を実現してほしかったレンズだ。