オリンパス
ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6

定価:32,550円(税込)
35mm換算28〜90mm
■レンズ構成/10群12枚■最短撮影距離/0.38m■最大撮影倍率/0.16倍■絞り羽根/7枚■フィルター径/58mm■最大径/71mm■長さ/86.5mm■重さ/285g■2004年12月発売
ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6価格比較

やや大柄だが、作りは真面目

ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6は、オリンパスの普及タイプのボディのキットのレンズで、35mm換算28〜90mm相当の不足ない画角をカバーする。定価は32,550円だが、ボディとセットで購入すると、プラス1万円程度で手に入るお買い得の標準ズームだ。

フォーサーズシステムのメリットのひとつとして、レンズを小型化できるメリットがあるが、このレンズはなぜか他社の同クラスと比較しても、大きく重い。大きさに余裕がある分フォーカスリングは幅広で、MFの操作性も悪くはない。また、MF時にフォーカスリングは回転しないので、ホールディングバランスを崩さずに撮影に専念できる。

画質は余裕のあるレンズ設計なのか、このクラスでも優れていると評判。絞り開放からシャープで、ワイド側での画面周辺部の像の流れもごくわずか。色収差も少なく、とてもボディプラス1万円で購入できるレンズには思えない性能だ。ただし、湾曲収差はワイド側で目立ち、画面周辺部に水平線、垂直線を入るとタル型の歪みが目立つ。

最短撮影距離は38cmで、特に近接能力が優れているということはない。それが不満ならば、最短撮影距離22cmの14-54mm F2.8-3.5を考えた方がよさそうだ。 14-45mm F3.5-5.6は安価ながら写りが良く真面目な作りの標準ズームだ。あえて注文をつけるとすると、もう少しコンパクトにしてほしい。