オリンパスの広角ズームは2本あり、超ド級の7-14mmと、この11-22mm F2.8-3.5がある。11-22mm F2.8-3.5は広角端を22mm相当からの2倍ズームとするかわりに、F2.8-3.5の明るさを実現している。
11-22mm F2.8-3.5はなんとも中途半端なレンズだ。広角端22mm相当では35mmでは一般的になった24mm標準ズームと変わりない。それでいてズーム比が2倍足らずなので、常用のズームとしても役不足で、組み合わせるレンズも困ってしまう。14-45mm F3.5-5.6や14-54mm F2.8-3.5では、ほとんどの焦点距離でダブってしまう。強いてあげれば18-180mmくらいしかない。
レンズの明るさを犠牲にしてでも、18-35mmクラスの広角ズームにした方がはるかに有効だった思う。ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5は、いくら描写性能が優れていても、使い勝手が悪いのであまりおすすめできない。かといってレンズメーカーからもオリンパス用の18-35mmクラスズームが発売されていないので、広角ズーム選びは不自由する。