ニコン 一眼レフカメラ交換レンズ

ニコン D1発売以来、APS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)1本に絞ってきたニコンも、2007年11月発売のD3でフルサイズ(ニコンFXフォーマット)に進出し、2つのフォーマットで展開していく。これからは35mm兼用レンズのラインナップも充実していくだろうが、やはりメインはデジタル専用のDXニッコールレンズになるだろう。

デジタル一眼レフ専用レンズ(DXニッコールレンズ)
デジタル専用レンズの開発に積極的なニコンは、普及クラスから大口径高級クラスまでバリエーションが豊富で、レンズシステムの中核になっている。手ぶれ補正の搭載高倍率ズームや普及クラスズームなど他社に先駆けたレンズも加わり、デジタル専用レンズの分野ではキヤノンを引き離している。

広角・標準ズームレンズ
デジタル一眼(APS-Cサイズ)用としては、広角側の画角が狭く、あえて選ぶ価値はない。フルサイズのD3やフィルム一眼のF6などと共有するならば候補に入れる必要があるが、今後発売されるレンズは大口径高級タイプがメインになるだろう。

望遠・超望遠ズームレンズ
本格的な望遠撮影目指すのならば、デジタル専用のDXニッコールレンズよりも35mm兼用のレンズから選んだ方が良い。このカテゴリは新開発のレンズも発売されており、今後も手ぶれ補正レンズを中心に、システムが充実していくだろう。

超広角・広角レンズ
ニコンのデジタル一眼レフに限らず、このジャンルのレンズは、画角が狭くなり広角のメリットはほとんどなくなってしまう。近年発売されたレンズがないことから、今後縮小される可能性は高い。デジタル一眼レフ(APS-Cサイズ)用としてはコストパフォーマンスが非常に悪く、積極的に選ぶ理由がない。

標準・中望遠レンズ
キヤノンのようにF1.2大口径がないのは寂しいが、ラインナップは充実している。コンパクトで安価な50mmやボケ味がコントロールできるユニークなDCレンズなど魅力的なレンズばかりだが、古い光学系を引き継いだレンズも多い。また、操作性も一世代前のもので、AF-S化が待たれる。

望遠・超望遠レンズ
単焦点レンズの中では比較的新しいレンズが多く、デジタル一眼レフでの描写性能も不安は少ない。しかし、かなり大柄で高価なレンズが多く、体力、財力を要する。今後手ぶれ補正機構を搭載したモデルが幅を利かせるだろう。

マクロレンズ・PCマイクロレンズ
世界初の、手ぶれ補正マクロレンズや、アオリが可能なPCレンズなど、キャノンと並んで個性的なレンズをラインナップしている。設計の古いマクロレンズでもMFの操作性は優れている。

ニッコールレンズの特徴

1959年ニコンFが登場して以来、不変のニコンFマウント。AF化に伴い、ミノルタ、キヤノンがマウントの変更をしたのに対し、ニコンはAF化に不利な条件もあるにもかかわらず、あえてマウントを変えなかった。

膨大な数を誇るニコンFマウントレンズ
中古市場を合わせるとキャノンとは比較にならない程選択の幅が広く、レンズメーカーもニコン用は必ずといっていいほど用意してある。生産中止になったMFのミラーレンズやMF大口径単焦点レンズなど、個性のあるレンズは、中古市場で探せば見つかる可能性がある。

手ブレ補正レンズはキャノンの後塵を拝したが、最近では高倍率ズームやマクロレンズなどにも搭載し、話題性のあるレンズを発売。これからは、キャノンとの対決が楽しみだ。

APS-Cサイズ(DXフォーマット)とフルサイズ(FXフォーマット)の2本立て
フラッグシップ機が、D3がフルサイズに移行したがメインはやはりAPS-Cサイズ(ニコン DXフォーマット)。ニコンはデジタル専用レンズの展開に最も積極的で、今後もさらに充実するだろう。

ここ数年はレンズ内モーターが主流
基本的にレンズとボディとで機械的な接点を持ち、ボディ内にAF駆動用のモーターが搭載されている。しかし、近年ではレンズ内超音波モーターのAF-Sレンズや、絞りリングを持たないGタイプのレンズも発売されるようになった。これから発売されるレンズはレンズ内モーターがほとんどだろう。その証拠に、レンズ内モーター限定のD40が発売されたくらいだから。

レンズの機能制約に注意
装着できるレンズは非常に多いが、旧タイプのレンズでは機能面で制約を受けるものが少なくない。例えば、非CPU レンズでは、オートフォーカス撮影や露出計の使用ができないなど、多くの制限がある。