ニコンはデジタル一眼レフ専用レンズを、早い時期から積極的に展開している。18-70mm F3.5-4.5Gもそのひとつで、中口径常用ズームでは他社より一足先に、2004年3月に発売された。
35mm換算27〜105o相当の画角で、普及タイプのズームレンズよりも望遠側が長く、テレ端では0.7段ほど明るい。18-70mm F3.5-4.5Gは35mm版では一般的な、28-105mm F3.5-4.5クラスのズームレンズ。しかしデジタル一眼レフ専用ではまだ数少なく、キャノンからも発売されていない。
サイズは普及タイプよりもひとまわり大きいが、比較的コンパクトで重量も390gと苦にならない大きさ・重さだ。これならばD40でもなんとか様になりそうだ。
AF駆動は、レンズ内の超音波モーターによるもので、静かで俊敏なAFが可能。さらに18-70mm F3.5-4.5Gでは、切り替え無しにマニュアルフォーカスできるM/Aモードが採用されていて、キャノンのフルタイムマニュアルフォーカス同様の使い勝手の良さを実現。
描写性能は、デジタルに最適化された光学系 、コーティングが採用されていてなかなかのもの。このレンズが定価58,800円なのだからコストパフォーマンスはすこぶる高い。18-70mm F3.5-4.5Gは描写性能、機動性ともに、高い次元でバランスがとれたおすすめの標準ズームだ。他に標準ズームは選択肢があるが、18-70mm F3.5-4.5Gは装着するボディを選ばない定番レンズといえる。