デジタル専用の広角ズームとして2003年に発売された、AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4Gは、非球面レンズ3枚、特殊低分散レンズ2枚を採用する高級タイプのレンズ。
ペンタックスDA12-24mm、トキナー AT-X12-24mm F4と同様のスペックで、35mm換算18〜36mm相当の画角が得られる。定価が170,100円と明るさの割には高価で、実売価格はトキナーの倍の価格だ。一般的にはなかなか候補にあがらないレンズだろう。
描写性能は高価なレンズをふんだんに使ってるだけあって、優れているのだが、他を圧倒するほどでもないらしい。画角、明るさも同様で最短撮距離は0.3mと標準的。切り替えなしで瞬時にマニュアルフォーカスが可能なM/Aモードは重宝するが、キャノンやシグマでも同様のシステムがある。
コストパフォーマンス的にはこのクラスで分が悪いレンズだが、D2シリーズユーザーならば候補の筆頭にあげられるレンズだろう。そうでないユーザーはトキナーをはじめ、レンズメーカー製を選んだ方がずっとお買い得だ。