EF-S10-22mm F3.5-4.5 USMは、EOS Kiss デジタルXやEOS 30DなどのAPS-Cサイズ デジタル一眼レフ専用広角ズームレンズ。35mm換算で16〜35mm相当の画角が得られる。
他社のデジタル専用広角ズームよりも大柄だが以外に軽く、385gとタムロンSP AF11-18mmF/4.5-5.6 Di II LDに続く軽さだ。開放F値がF3.5-4.5と比較的明るく、ズーム倍率はデジタル専用広角ズームでは最も高い。最短撮影距離24cmと近接能力が優れ、活躍できる範囲が広いレンズということができる。
フォーカス方式はインナーフォーカスで、当然フィルター枠は回転しない。AFはレンズ内の超音波モーターによるもので、ほぼ無音で素早いフォーカスだ。また切り替え無しにMFができるフルタイムマニュアルフォーカスが採用されている。描写はEF-Sレンズの中でも屈指のものと評価が高く、湾曲収差も良く抑えられている。
決して安価とは言えないが、ズームレンジの広さ、明るさ、描写性能、操作性と全てがトップクラスであることを考えるとコストパフォーマンスが高い。EF-S10-22mm F3.5-4.5 USMはとてもバランスがとれたレンズで、EOSのAPS-Cサイズ一眼レフユーザーおすすめのレンズだ。レンズメーカー3社からもキャノン用広角ズームが発売されているが、できればこのレンズを選びたい。