カメラのレンズの取り付け面から、受光面(フィルムやCCD)までの距離のことで、一眼レフではミラーが受光面の前に位置するために、長いフランジバックが必要となります。
このために広角系のレンズでは焦点距離に対して長いバックフォーカスが必要になり、理想的なレンズ構成が難しくなります。
このことから、ミラーの必要がなく、フランジバックの短いレンジファインダーカメラの広角系のレンズの方が設計しやすいということが言えます。
代表的なのフランジバックを以下に記します。
| マウント名 |
フランジバック |
種類 |
| ライカ Mマウント |
27.8mm |
レンジファインダー |
| フォーサーズ |
40.0mm |
一眼レフ(4/3型) |
| キヤノン EFマウント |
44.0mm |
一眼レフ(35mm) |
| ミノルタ Aマウント |
44.5mm |
一眼レフ(35mm) |
| ペンタックス Kマウント |
45.5mm |
一眼レフ(35mm) |
| M42マウント |
45.5mm |
一眼レフ(35mm) |
| ニコン Fマウント |
46.5mm |
一眼レフ(35mm) |
| ライカ Rマウント |
47.15mm |
一眼レフ(35mm) |
| ペンタックス 645マウント |
71mm |
一眼レフ(645) |
レンジファインダーのライカMマウントが群を抜いてフランジバックが小さいのが分かります。
また話はそれますが、サードパティー製のレンズアダプターを介して他社のレンズを装着する場合、基本的にフランジバック短い方が、多くのレンズに対応することが出来ます。(マウントの口径サイズも問題になりますが)