レビュー記事
ペンタックス K-30
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ペンタックスDA18-135mm F3.5-5.6
DA50-200mm F4-5.6
ソニー RX100
パナソニック LUMIX FZ1000
パナソニック LX100




1インチセンサーを搭載した高画質コンパクトの先駆けとなったソニー サイバーショット RX100は2012年6月に発売。私が購入したのは2015年4月と発売後3年経ってからで、4万円を切っていた。1年程使い、コンパクトはLX100にバトンタッチしてしまい、残念ながら現在は手元にはない。
2017年2月現在も店頭で販売されている超ロングセラー機だ。

◇外観・使い勝手
◇外観・使い勝手
ポケットに入るコンパクトさで重さは240g。
この小さなカメラに1インチセンサーと28㎜~100㎜相当F1.8~F4.9のレンズが搭載されている。1/1.8型センサー搭載のコンパクト機と変わらない大きさ、重さでありながら、デジタル一眼レフに迫る高画質を目指したことに価値がある。金属ボディはヒヤリとして質感が高い。一方、表面はツルツルしていて全面にグリップは無いのでホールドする、というよりも手の中に納めるという感覚だ。

ストラップを手首に掛けないと落としそうで心配だ。小さなボディなのでボタン類の大きさ、配置には無理があり、操作性も独特なところがあるので慣れが必要だ。この辺りはやや大振りなパナソニックのLX100に比べるべくもなく、私が手放した理由のひとつでもある。
◇画質
最初に見た時には、これがコンパクトデジカメの画質だろうか?と驚いた。有効2,020万画素 1インチのCMOSセンサーを搭載。明るい場所だとペンタックス K-30よりも繊細な画質だ。撮影するときはRAWとjpeg両方記録するのだがRAWではレンズのもともとの歪曲が確認でき、広角域のタル型の歪曲は、フィッシュアイレンズか!と思う程凄まじい。歪曲や収差は後処理で、という思想が無ければここまでコンパクトでローコストにできなかったのだろう。何れにしても、このサイズ、価格でこの画質は驚きだ。
◇イマイチな点
やはりコンパクトさの弊害があるのは操作性だ。各ボタンの大きさ、レイアウトともやや無理があり窮屈だ。また、複数機種を使うとコントロールホイールやコントロールリングなどソニー独特な操作性には感覚的に馴染めないことがあるかもしれない。

◇総括
◇総括
RX100シリーズは2017年2月現在、5機種目が発売されているが、基本性能、特に画質はそれ程進化はしていないようだ。それ程、初代RX100の画質が素晴らしかったということだと思う。最近発売されたRX100 IVとVは4K動画対応だが、連続撮影時間が短く、スナップ程度の役目だろう。画質と携帯性からも、今でもRX100は充分魅力があると思う。