レビュー記事
ペンタックス K-30
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ペンタックスDA18-135mm F3.5-5.6
DA50-200mm F4-5.6
ソニー RX100
パナソニック LUMIX FZ1000
パナソニック LX100




明るいズームレンズの高画質コンパクト LXシリーズの6代目のLUMIX DCM-LX100はセンサーをフォーサーズに一気に大型化。ソニーRXシリーズに始まる大型センサー搭載高画質コンパクトの中でもプレミアム感が強い本機はFZ1000に続いて016年2月に購入。約1年使ってみて分かったことなどレビューをします。
◇大きさ・使い勝手
先代LX7と比較すると幅、高さとも差は僅かだが奥行きが大きくなり、数値以上に大型化した印象がある。重さは総重量で298gから393gと100g弱増加している。金属ボディなので質感は高く、かっこいい。
レンズは2段ズームになっていてテレ側にズームするとかなり伸び、ちょっと間抜けな印象になる。

コンデジは埃の混入には気を付けたいが、鏡筒にはやや埃が付きやすい。ちょっと神経質過ぎるかもしれないが、使う時には必ずブロアーも持ち歩き、小まめに鏡筒の埃を飛ばしている。その甲斐あってか今のところレンズにもセンサーにも埃付着は確認していない。

操作感はクラッシックなシャッタースピードダイヤル、絞りリングがあり、小さいながも使いやすい。FZ1000よりもダイヤルの操作感はいいが、絞りリングをAutoとF1.8の間につっかかりがある。また、ファンクションボタンはスペース的な問題もあり少々使いにくい。
◇画質
センサーは4/3(フォーサーズ)だが、総画素数1,684万画素から有効1,280万画像を切り出している。マルチアスペクトの為だと思うが、実質3/4の面積のみを利用している。
レンズは35㎜換算24㎜F1.7-75㎜F2.8と非常に明るい。FZ1000と比較すると解像度はやや劣るが、ダイナミックレンジ、色再現はLX100が上で、自然な描写をする。レンズの性能は良く、シャープで隅々まできっちり解像する。ボケも綺麗で開放ではかなり大きくボケる。逆光性能はそれ程良くはなく、盛大にフレアが出ることもある。高感度はFZ1000よりも強く、レンズが明るいこともあって暗がりでも撮影範囲が広い。

動画は4Kに対応していて連続撮影時間は最大15分。FZ1000が最大29分59秒なので、その半分。LX100の方がセンサーは大きくボディが小さいので、放熱の問題で制限しているのだと思う。

4K動画の画質は素晴らしい。センサーが大きく、4Kで切り出す範囲が広いので、FZ1000よりも幾分シャープ。開放F値F1.7と明るいので低照度にも強い。また、FZ1000は広角端スチルの25㎜が4Kでは37㎜なるがLX100ではスチルの24㎜が4Kで26㎜と画角があまり狭くならないのが利点。
◇イマイチな点
4K動画の画質は素晴らしいが、FZH1000同様、AFの動きは緩慢で、一度フォーカスを外すと復帰まで暫く待たされる。また、4K動画撮影時には手ブレ補正がかなり弱くなる。おそらく処理的な問題だろうから、次期機種では改善されるだろう。

◇総括
コンパクトとは言い難い位の大きさになってしまったが、画質と使い勝手(特にマニュアル露出)で選ぶとLX100の右に出るものはない。価格もかなり下落していて、もしかしたら生産中止が近いのかもしれない。2017年2月現在、後継機種らしいモデルの発売は噂もないので、気になる人は買っておいたほうが良いだろう。