高倍率ズームデジタルカメラ・画質比較

機種 CCDサイズ 有効画素数
オリンパス CAMEDIA SP-550UZ 1/2.5型 710万画素
ソニー サイバーショット H7 1/2.5型 810万画素
キヤノン PowerShot S5 IS 1/2.5型 800万画素
パナソニック LUMIX FZ8 1/2.5型 720万画素
パナソニック LUMIX FZ50 1/1.8型 1010万画素
富士フィルム FinePix S6000fd 1/1.7型 630万画素
富士フィルム FinePix S9100 1/1.6型 903万画素
キヤノン PowerShot TX1 1/2.5型 710万画素
パナソニック LUMIX TZ3 1/2.35型 720万画素
ニコン COOLPIX S10 1/2.5型 600万画素

コンパクトタイプではサイバーショット H7が一歩リードか?

高倍率デジタルカメラのセンサーサイズもダウンサイジングのために、大方の機種が1/2.5型CCDを採用している。この小さなセンサーでは、もむやみに高画素化するわけにもいかず、現在のところ1000万画素オーバーの機種はない。(2007年6月現在)ここで取り上げた1/2.5型CCD搭載機では、ソニー サイバーショット H7(有効810万画素)とキヤノン PowerShot S5 IS(有効800万画素)の2機種が8メガ機で残りは7メガまたは6メガとなる。

どの機種も低感度ではそれなりの解像度があり、見栄えのする画像だが、高感度の画質にはあまり期待しないほうがよいだろう。設定できる最高感度こそ高いが、ほとんど実用性に乏しい画質しか得られない機種が多い。その中ではソニー サイバーショット H7は感度を上げた際のノイズが少なく、質感も損なわれていない印象を受ける。また、低感度での解像度、質感も高いようだ。(キヤノン PowerShot S5 ISは未確認)

解像度の高い LUMIX FZ50

パナソニック LUMIX FZ50は一回り大きな1/1.8型1010万画素CCDを搭載している。高感度の画質劣化のレベルは、1/2.5型CCD搭載機と変わりないが、低感度時での解像度の高さ、質感の表現では多少アドバンテージがあるように思える。

総合的な実力No.1 FinePix S9100

コンパクトデジタルカメラの高感度の画像は、ほとんど使い道がない機種ばかりだが、富士フィルムの2機種FinePix S6000fdとS9100は別だ。1/1.7型(S6000fd)、1/1.6型(S9100)とセンサーが他機種よりも大きいこともあるだろうが、富士フィルム独自のスーパーCCDハニカム HRによるところが大きいだろう。他社よりも一足先に高感度、広ダイナミックレンジに力を注いでいただけあって、ノウハウも豊富にあることが強みだ。両機種ともに色乗りも良く、プリントした際の見栄えもいい。S6000fdは630万画素と多機種に比べ画素数が少ないが、実力は画素数以上のものを感じる。しかし、絶対的な解像度は800万画素オーバーの機種に比べると、さすがに劣る。高感度画質、ダイナミックレンジの広さ、解像度の高さとバランスが取れているのはS9100だろう。おそらく現在発売されている高倍率ズーム機の中で、総合的な画質は最も良い機種だ。