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ザ・ビートルズ・ナビプロフィール

ビートルズ プロフィール

ビートルズ(THE BEATLES)はそれまでのポピュラーバンドの大半が占めていた、ボーカル1人プラスバックバンドという編成とは大きく異なり、4人全員がボーカルを取れることが強みであった。さらに4人全員が楽器を担当していることもあり、それぞれのキャラクターが明確に打ち出せることも、それまでのポピュラーバンドとは一線を画していた。

メンバー
ジョン・レノン (リズムギター・ヴォーカル)
ポール・マッカートニー (ベース・ヴォーカル)
ジョージ・ハリスン (リードギター・ヴォーカル)
リンゴ・スター (ドラムス・ヴォーカル)

ビートルズのレコードデビューは1962年、解散が1970年とメジャーでの活動時期は8年間だが、そのわずか8年の間にこれほど大きな変貌を遂げたバンドも珍しい。デビュー当初は大人たちから、ちょっと物珍しいアイドルバンド程度にしか思われていなかったのだが、実績、名声にあぐらをかくことなく、自分達音楽性の追求にまい進する。デビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」とラストレコーディングの「アビイ・ロード」を聞き比べてみれば彼らの音楽性の変化が分かる。それだけ大きな変化を、メンバーが入れ替わることなく成し遂げてしまったのだ。

ビートルズの曲の大半のクレジットはレノン=マッカートニーの連名になっているが、純粋に競作と呼べるものは数少なく、どちらかが客の大半を書いている。ごく初期において、2人の作風の違いを見出すのはたやすいことではなかったが、どちらかというとジョンのカラーが強い。しかし、中期以降ポールがメロディーメーカーとしての地位を確立すると、次第にポールがイニシアチブを握るアルバムが多くなり、シングルのA面を飾ることも多くなる。一方ジョンはヒットシングルから少し距離を置いて、内省的な作風が多くなっていく。2人の陰に隠れていたジョージ・ハリスンは徐々にコンポーザーとしての実力を身に付け、最後の最後でその才能を開花させる。

ビートルズは間違いなく20世紀の音楽において、きわめて重要なアーティストだ。彼らは単なるロックバンドでもないし、演奏家でもない。テクニックや歌唱力だけを論じるのならば、他に優れたミュージシャンはいくらでもいる。結果的にそうだったのかもしれないが、彼らは自分達の音楽を表現するのに十分なテクニックをもっていたのだろう。重要なのは彼らの音楽性なのだ。まず、彼らは優れたメロディーを作り出すのに長けていた。それはカバー曲がポピュラーミュージシャンにしては異常に多いことからも想像できる。そしてそのカバー曲のほとんどが原曲を超えられずにいるのは、彼らのワン・アンド・オンリーの演奏・歌唱方法にあったのだろう。しかし、その功績は彼らビートルズのメンバーだけによるものではない、ほとんどの作品をプロデュースしたジョージ・マーティンの功績は決して無視できない。