ザ・ビートルズ・ナビ
ザ・ビートルズ・ナビアルバム

ビートルズ アルバム

Please Please Me
プリーズ・プリーズ・ミー
 (1963年3月リリース)
アルバム同名のシングル「プリーズ・プリーズ・ミー」がヒットしたため、急遽作られたデビューアルバム。生々しい雰囲気があるのは、わずか1日でレコーディングされたため。オリジナル8曲と彼らが好んでライブハウスで演奏していたカバー6曲を収録。

With the Beatles
ウィズ・ザ・ビートルズ
 (1963年11月)
「オール・マイ・ラビング」以外はそれほど有名なナンバーは無く、デビューアルバムよりもやや地味な印象。前作よりも時間をかけて制作されたが、仕上がりは以外に荒削りで、初期のビートルズの若々しさが出ています。

A Hard Day's Night
ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
 (1964年7月)
A面は映画のサントラ、B面に新曲を配した初の全曲オリジナルのアルバム。ちょっと聴いただけでは前2作と印象はそれほど変わりませんが、サウンドは成熟の跡が見られます。大部分がジョンの作品でもあり、彼のカラーが最も強いアルバム。初期のビートルズサウンドを堪能するにはうってつけかもしれない。ちょっと恥ずかしくなるような邦題の名付け親は映画評論家の水野晴郎。

Beatles for Sale
ビートルズ・フォー・セール
 (1964年12月)
前作からのインターバルはわずか5ヶ月で、おまけに多忙なスケジュールの合間にレコーディングされたこともあり、アルバムとしての統一感はあまりありません。「ロックン・アンド・ロール・ミュージック」や「ミスター・ムーンライト」などのカバー曲が有名。

Help!
HELP! 4人はアイドル
 (1965年8月)
まだこの頃は初期特有の若々しさやパワーが感じられ、アイドルであったことを思わせます。傑出したシングル3曲に代表されるアルバム全体の印象は、シングルの寄せ集め的な、ややまとまりのない印象を受けます。しかしポップスの新たな展開を示した「イエスタデイ」では、疾走し続けてきた彼らの中で、何か変化が起きつつあることを暗示させます。

Rubber Soul
ラバー・ソウル
 (1965年12月)
はじめてアーチストとして世間から評価を受けた作品。前作からの変化はジョン、ポールの作風の変化で感じられます。ジョンは内省的な面をより強くし、ポールは彼特有の物語的な作風をより強めています。「ミッシェル」以外は傑出した曲はないのですが、粒ぞろいでアルバムとしての完成度が高い。

Revolver
リボルバー
 (1966年8月)
サイケ色の強いアルバムジャケット、4人が独自の道を歩き出したことを感じさせるサウンド。そして「トゥモロー・ネバー・ノウズ」で試みた実験的なサウンドと、すでにアイドルバンドではないことを決定付けた。

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
 (1967年6月)
ポップスの歴史上の傑作と評されるこのアルバムのアイデアはポールによるもの。傑出した曲はないが、粒がそろっていてアルバムコンセプトをここまで見事に表現したものは他に思いつきません。このアルバムを聞くと、子供のころ想像した遊園地を思い浮かべてしまう。

The Beatles
ザ・ビートルズ (ホワイトアルバム)
 (1968年11月)
ひとつのバンドというよりも4人のアーチストが集まって好きにやっているという印象。これほどバラエティーに富んでいて、4人のカラーが明確に出ているアルバムは他にない。曲調がバラバラで楽しい作品ですが、真面目に通して聴こうとすると結構疲れてしまう。

Yellow Submarine
イエロー・サブマリン
 (1969年1月)
ビートルズのアルバムの中では、名作と呼ぶには相応しくないだろう。すでに発売済みの2曲をA面に、そしてB面はジョージ・マーティンの楽曲を配しているので、当然彼らの代表作とは言いがたい。しかし、「ヘイ・ブルドッグ」「イッツ・オール・トゥー・マッチ」は地味ながら味のある佳作だ。

Abbey Road
アビイ・ロード
 (1969年9月)
全世界で1500万枚以上と最も売れたアルバムで、今尚売れ続けているロングセラー。聴いてみるとその理由も分かる。4人の個性が発揮されていて、サウンドは成熟し大人のバンドと化した。「サージェント・ペパーズ・・・」と並んでビートルズの最高傑作と評されることが多い。

Let It Be
レット・イット・ビー
 (1970年5月)
「ゲット・バック」セッションでレコーディングされた音源は、当初使い物にならなかった。ビートルズは新アルバム用にレコーディングされたテイクをボツにしてしまったのだ。しかし、フィル・スペクターがそれらを彼らの代表作のひとつにしたのだ。3曲の全米ナンバーワンヒットシングルを含むオリジナルラストリリースアルバム。